今夜は元川北町長の、西田耕豊さんのお通夜でした。
言わずと知れた我が町の功労者で、現在の町の繁栄はこの方のおかげと言っても過言ではありません。
なかなかの厳しいお方で、よく役場の二階で県や国の役人相手に大きな声で激論されてましたが、遠縁にあたる孫みたいな年だった私には「ゆうちゃん、ゆうちゃん」と呼んで優しくしていただきました。
特にまだ農協職員時代、駆け出しだった私が年金のことで何度も用事があってアポなしで訪問しても町長室に入れてくれて、よく側近の人らに苦笑されてました。
世話にもなっていたので、農協を辞めて車屋になる時も挨拶に行ったのですが
「商売だからな、生き馬の目を抜く連中が相手やぞ。お前みたいな百姓の長男はだいぶ大変やぞ(*^^*)」と言ってくるのを今でも覚えています。
この方の生きざまを見ていて思うのは、人間の寿命を決めるのは健康な体や負担のない生活ではなくて、生きる意欲や仕事や責任や気持ちの張りつめ方なような気がします。
やはり大切なのは生きる意味、仕事なんじゃないかなー などと感じます。
90年間ご苦労様でした。
ゆっくりお休み下さい。
ありがとうございました。
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