ブログトップへ

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ

今年も来ました。

成人式の祝辞集の原稿依頼
今年はこの夏の豪雨のことを書いてみました。

「洪水と人」
本日は御成人おめでとうございます。 あまり堅苦しいことは苦手なので、今年あった心に残る出来事を書きます。
今年の8月豪雨で、小松の梯川沿いにある私の会社も被災。事務所や工場は膝上の高さまで完全に泥水につかりました。 最後まで会社に残って頑張ってましたが、事務所に水が流れ込んで来た時はまさに地獄絵図でした。
一夜明け水が引いて一面泥と流れた車…  停電でエアコンも冷たい飲み物もままならない状況で、途方に暮れながら復旧開始。 被害総額は人に言えないような額で、「果たして今後仕事は出来るんだろうか…」と、一時は廃業さえ考えましたが、思わぬことがありました。
まず金沢の同業者で近年の浅野川洪水で被災したことのある友人が飛んできて、電源の復旧の仕方や清掃の方法を伝授。 ニュースを見たお客様や関係業者さんが多くおとずれて、またたく間に飲み物やタオル、お見舞いの品々が山のようになりました。 さらにいつも私らがお世話になっているはずのお客様がボランティアとして泥につかり、会社復旧のお手伝いをしてくれました。
たかが使っている車屋が被災したからと言って、真夏に汗だくになって辛い復旧の手伝いに来ますか?私は正直驚きました。 同じ立場だったら果たして自分は来るのだろうか? まさに人生の価値観が変わる瞬間でした。
この場で何を伝えたいのか?自分でもよく分かりませんが、この出来事で多くの人々の人情にふれることができ、何だか幸せでした。
ありがとうございました。



コメント

コメントはまだありません »
Leave a comment

2022年11月26日 00:24 カテゴリー<社長ブログ Comments (0)