第3夜は昨日知り合った黒人二人と再度セッション。
身長の高いほうの黒人さんに「この後一番の繁華街でやるから来いよ!」と言われたが、26時過ぎていたので身の危険も感じて断念。
最終日は暗譜でやれる曲を書き出して、ワイキキビーチ前で本気の1人ライブ。
日系人らしい売店のオバチャンに聞いたら「閉まってる店の前じゃなきゃやってはダメだ」と言われて厳しさに足がすくむ。
やる場所を探したが、いいスポットは地元勢がちゃんと押さえている。
仕方なく誰もが嫌うような交番近くのビーチ前に陣取る。
楽器ケース開けて、現地ミュージシャンと同じスタイルでやってみました。
誰も振り向かない、誰も聞いてくれない蒸し暑いビーチ前。
怖くて足が震える。
けどここは信念を曲げず、jazzスタンダードからスタート。
後半から徐々にポップスやファンクなメジャーナンバーに以降して、上を向いて歩こう、セントトーマスでラスト。
雨も降って風も出てきたので、一番最後に「ふるさと」を演奏して「ありがとございました」と大声で叫び礼をしました。
そしたら前の高層ホテルのベランダにいる人や、売店のオバチャンやらに拍手され、気が付けば楽器ケースにはお金がいっぱい。
近くにいたホームレスやら酔っ払いやらに握手を求められ、オバチャンに「明日も必ず来い!」と言われたのがまた嬉しくてウルウル。
ホームレスに「ビューティフルsax」言われてまたウルウル。
濡れてしまいホテルに帰って楽器ケースに入ってるお金を数えたら、32ドルと小銭!(゜ロ゜;
一時間してないのに…
お金を入れてくれたのはほとんど日本人以外の方で、みんな一生懸命聞いてくれて熱い人達でした。
ほんとにありがとうございますハワイ!
お金には変えられない素晴らしい経験をさせていただきました。
帰国してご迷惑をかけたお客様や社員、そして家族と両親に感謝して一生懸命頑張ります。
チャージ満タンです。
ありがとうございました。