色んなタイプはありますが、代表的なFFタイプの乗せ換え作業です。
まず足回りを落とし、エンジンが乗っかっている土台部分のシャーシを外します。
そしてチェーンブロックを使い重たいエンジンとミッションをおろし、ミッションとエンジンを分離。
そうして初めて届いたエンジンをミッションに取り付け、逆の工程で戻して行きます。
これに伴い、劣化したゴムブッシュやベルトその他も新しくして行きます。
一番構造が単純なのはFRの車で、ミッション単体でおろせるので、クラッチ交換とかが容易なわけです。
逆に構造が複雑な水平対向エンジンてかは色々とお金がかかったりするんですね
昨夜は丸西組さんの創立記念講演会で、ツエーゲン金沢の代表取締役GMの西川圭史さんのお話でした。
皆さん応援してください~的なことかと思ってたんですが、内容はスポーツで町起こしみたなことをねん密なデータを基に、キチンキチンと説明していかれました。
海外でも熱狂的ファンがたくさんいるサッカー、野球、アメフトなどを例に取りに、まだまだ伸びしろがたくさんある分野として、産業としてのスポーツを推奨。
特に石川は新幹線効果が高いので、開業と同時にJ2に昇格したツエーゲンが、J1になれば大きな産業になると力説してました。 実際新潟は良いスタジアムもあり大成功を納めています。
お若いのに熱意もあり、素晴らしい内容でした。
サッカーには無縁な私ですが、ツエーゲンを少し見守って行きたいと感じました。
川北町の海外交流員のアーウイン君。
彼の愛車のワゴン車が少し調子悪くてわが社に整備依頼が来ました。
車を開いてみるとブレーキがご覧の状態。
古くなり錆がだんだん攻めてきて、全体の60%くらいしかブレーキパットが当たらなくなり、だいぶ踏んでも止まりにくくなっています。
これを改善するには、錆びてるブレーキローターを外し、錆びてる部分を研磨してツルツルにしてブレーキパットを交換。そうすれば復活となるわけですが、費用は20,000円くらいかかってしまいます。
正直車は10万キロを越え、車検は来年春。アーウイン自身も来年には母国に帰ってしまう可能性があります。
このままほったらかしにしても車検まではなんとかなるかな?‥
しかしアーウインの答えにハッとさせられました。
「ブレーキは大切だからやって下さい。来年もし自分が帰ってもこの車は次の海外交流員に渡る可能性が高いので、キチンと直して下さい」
自分が帰ってしまえば後なんて全く知ったこっちゃない!てのが普通なことが多いのに「立つ鳥後を濁さず」
まるで日本人の美しい慣習みたいだ(゜ロ゜;
かっこいい
なんでもいいから安くして!
車検なんて通ればいいから!
毎日こう言われることが常な私らの商売で、自分もハッとさせられました。
整備とは何だ?
車検とは?
日本人の美しさとは?
思いやりとは?
ひとりの外国人さんに教わりました。