車屋寅次郎ものがたり
射水市へ
2025.05.20
社長ブログ


今日は射水市のパキスタン人のとこに事故車両を運搬、販売してきました。(長文です(^_^;))
もう10年以上の付き合いになるパキスタン人S氏。
仕事が通訳と車のブローカーなんですが、日本語がペラペラ=自分よりかなり頭がいいと認識してるので、いつも何かを探り合いながら仕事をしています。
お互い勉強したりさせたり‥
今日は事故してエアバッグが出ているHONDA車。
1500ccTurboのステップワゴンやVEZELなんかは大人気で、エンジンが無事ならば、かなり良い価格で取り引きされます。→ロシア行き。
ですが、無事でなければダメ。
S氏も富山と東京を往復しながら小松まで事故車両の確認にはすぐには来れないらしく、写真と詳しい私からの聞き取りのみでクラッシュしている車両に価格を付けます。
今回私はだいたいの相場が読めていたので強気で〇〇万円以下では売らない!と一歩も引かなかったのですが、「まあ寅若さんがそこまで言うなら大丈夫でしょう」と、見もせずに承諾。でも射水市まで運搬が条件でした。
ここらへんは駆け引きです。
結果、車両保険物件でしたが保険会社から金額を払い買い取りして、多くお客様に20万円ほど返せました。
こんなオークションに直接出しづらい物件は、彼が頼りとなります。
しかしスゴイのはここから。
射水市へ行ったらこの手土産をまず用意してあり「いつもありがとうございます」
このすぐ近くのCurry店、カシミールが好きでよく行くよ!と言ったら「あの店は友達がやっているからサービスさせます。ぜひ今度行くときには声かけて。」
行ったら、腹裂けるくらい食べさせられるので言いませんが(笑)
でもこの付き合い方というか、なかなか勉強になります。まるで金沢にいるおばあちゃんみたいに手厚い。
薄情な日本人が本当に増えましたが、彼らみたいな外国人のほうがより日本人みたいだな〜と感じる昨今でした。